■ どの時期に、誰から何を・・・

必要な時期に必要なことを当たり前に伝えられる環境・・・技術習得には、実はこれが大きなポイントです。

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それまでの実績があるテニス集団であれば、当然、ノウハウや経験である程度までは誰でも伸ばせます。しかし、実際にトーナメントに参戦し、試合で勝つこと、ましてトップに立つというのは並大抵のことではありません。

特に、直接指導にあたるコーチは、スペシャル集団でなくてはなりません。過去に競技経験があるからとか、多少の実績があるからだけでは選ばない方がいいでしょう。他のテニス先進国では当然のことなのですが、有資格者でなければ指導出来ない地域がほとんどです。その理由として、有資格者であれば、最新の情報を学ぶこと、指導するに際しての定期的な講習を受けることを義務付けられているからなんです。

レッスンを受講する際に、コーチの資格の有無についてチェックするのは、時間と費用を払う上で当然の常識です。が・・・皆さんはされていますか!?

では、最新の情報というのは、どんなものがあるのか・・・
他競技に比べ、テニスはルールなどに変化がない種目とされております。近代テニスの過去に大きなルール改正としては、フットフォルト、タイブレークだということは誰でも知られていることですね・・・・
では、近年の 2012年 日本テニス協会も本格的導入した「PLAY+STAYプログラム」や、2014年データ集積器装着などはご存じでしょうか!?

特に、PLAY+STAYは導入時に効果絶大の最重要プログラムとなっております。

これまでの指導現場で多く伝えられてきた、持ち方(グリップ)、テイクバック、スイング・・・など、その一つ一つのショットの際に発生する”動作だけを追及する”指導方法ではなく、遊びながら自然に必要能力を身に付けていく簡単そうで、深い内容のプログラムを示します。

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この自然に身に付けるように導くことが、ゲームとしての個人個人の個性を作り出すことはもちろんのこと、導入段階から相手との関わりをプレーする実感ができることが挙げられます。

その結果、これまでの指導現場で多く見られた、打法だけを気にしすぎたり、ぎこちない運動動作や無理な動作で打球し続けるシーンの多くが減り、ラケットスポーツによく発生していたスポーツ障害、その多くが防げることにもなっております。

その結果、上達も早く・・・無理なく無駄なく効果的に、生涯楽しめるテニスと出会えるのです。

以前の”型”重視の指導法を「経過分析的指導」といいます。

確かに、この方法もある時期には必要になる場面もありますが、本来、オンコートで選手がプレーするにはどんなことを考えプレーしていますか!?

打法や型などの思考は微塵もなく、如何にして相手に勝つのか!! その勝つために、如何にしてこの1ポイントを獲るのかしか考えないと思います。むしろゲーム中に打法が気になるようであれば、全く結果につながらないプレーになってしまうこととなりかねません。

そこで、外見に表れる打法やフォームばかりにとらわれるのではなく、身体の機能や中身などから動作などを導き出す「機能分析的指導」を中心にお伝えてしてまいります。