■ コーディネーション

運動は、目や耳など五感でとらえた情報を脳が認識し、筋肉、関節に指令を与えることで行われます。この一連の神経伝達を素早く的確に行えるようにする能力が、「コーディネーション能力」です。

実際にプレーをする力を競技力といいます。この競技力は次の公式で表されます。

競技力=体力 X 技術

その X にあたるものが、コーディネーション能力となります。
簡単に言えば、運動神経と言えます。この絶対基礎が後にかなり重要となりますので、しっかりと理解し、神経発達の時期に合わせて十分に時間をかけ身に付けたい能力です。

例えばテニスでは、まず相手が打って来たボールを見て、最適なポジションや返球方法を”瞬時”に判断します。そして、その判断が筋肉や関節に伝わることで、実際のショットが生まれます。この一連の動きが、コーディネーション能力によるものです。
それだけに、初心者であっても経験者であってもテニスが上達するためには、まずはこの能力を伸ばさなければなりません。

「ラケットをどう振るのか」という”型”から入るのではなく、ラケットを<振るために必要な正しい体の使い方>を覚えることが大切です。

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このコーデイネーション能力は、「定位・識別・連結・バランス・反応・リズム・変換」の7つに分類されます。その複数の能力が組み合わされ、相互に関連し合いながら、テニスの技術として表現されます。

テニスプレーにおいて、それぞれの役割は次のようになっております。

定位 人やボールと自分の位置関係を把握する能力
対戦相手やボールと自分の間にある<空間の距離感>や<ボール変化>を適切に把握し、それに合わせた動作ができる意識能力。

識別 視覚情報と連携して道具を操作する能力
目で見て、状況に応じて足をうまく運んだり、ラケットやボールの操作を目的に合わせて正確に行える能力。例えば、相手の位置や動き、コートを見て、状況に適したボールを打つこと。

連結 筋肉や関節をスムーズに運動させる能力
ラケットを振る、移動するなど、その時に必要な動作に合わせて、無駄なくスムーズに筋肉や関節を運動させる能力。

バランス 身体のバランスを維持し、崩れても修正できる能力
ジャンプ中や無理な姿勢を強いられても、身体のバランスが保てる能力。また、姿勢が崩れても素早く修正できる能力。

反応 様々な情報に対して、素早く反応できる能力
ボールや相手(自分)の動き、位置など様々な合図(情報)を素早く察知し、適切で正確な動作で反応できる能力。

リズム リズムを作り出し、それを動作で表現できる能力
目で見た情報、打球音など音から得た情報をもとに、打球やポジション移動のタイミングを計ることができる能力。

変換 急な状況変化に直面しても素早く対応できる能力
ベースラインの打ち合いでコートの外に追い出される場面や、ネットに出ている時にロブを打たれる場面など、急な変化に直面しても素早く適切な動作に切り替えることができる能力。

この7つの能力 すべての運動動作の背景にある絶対基礎がとても重要です。
テニスであれば、ストローク、ボレー、スマッシュ、サーブなど、各ショットは勿論のこと、プレーする全てに関係する能力となります。特にこの能力は、神経系が発達をするジュニア期において発達・習得しやすいですが、トレーニング次第でどの年齢からでも十分に伸ばすことができる能力です。

○コーディネーショントレーニング動画

下記画像をクリックすると、SHOW.T.Pで実施しているトレーニング動画をご覧頂けます。

コーディネーショントレーニング①~④

コーディネーショントレーニング①コーディネーショントレーニング②コーディネーショントレーニング③コーディネーショントレーニング④

コーディネーショントレーニング⑤~⑧

コーディネーショントレーニング⑤コーディネーショントレーニング⑥コーディネーショントレーニング⑦コーディネーショントレーニング⑧

コーディネーショントレーニング⑨~⑫

コーディネーショントレーニング⑨コーディネーショントレーニング⑩コーディネーショントレーニング⑪コーディネーショントレーニング⑫

コーディネーショントレーニング⑬~⑯

コーディネーショントレーニング⑬コーディネーショントレーニング⑭コーディネーショントレーニング⑮コーディネーショントレーニング⑯

コーディネーショントレーニング⑰~⑳

コーディネーショントレーニング⑰コーディネーショントレーニング⑱コーディネーショントレーニング⑲コーディネーショントレーニング㉑

コーディネーショントレーニング㉑

コーディネーショントレーニング㉑